批判的思考能力を磨く

今の世の中は情報過多です。
ネットで調べればすぐに目的の情報が手に入ります。
でも、それって本当のことですか?
アメリカのツイッター社がトランプ大統領の投稿にファクトチェック(真実かどうかしらべるように)というタグをつけ、話題になりました。
アメリカは、批判的思考能力の面では日本よりかなり進んでいると思います。
まず批判的思考能力とは何なのでしょうか?英語ではCritical thinking(クリティカル・シンキング)といいます。これには様々な定義がありますが、ここでは「物事の問題を特定し、適切に分析することによって最適解にたどり着くための思考方法」とします。
別の言い方をすると、「物事の矛盾を見極め、論理的に判断を下すことができるようになること」とも言えるでしょう。
インターネットにある多くの情報は、表面的なものです。
そしてそれは、特定の意図を持った人によって書かれていることがほとんどです。
それが悪いとは言いません。
ですが、その意図を加味して情報を読み取っているでしょうか?
ニュースで流れてくる情報をすべて鵜呑みにしてしまうなら、表面的な情報に踊らされてしまい、必要のない恐れを抱いたり、憎しみを抱いてしまう場合さえあります。
すべてを疑うのは現実的に不可能です。
しかし、疑う時に調べるすべを学んでなければ、結果的に盲信してしまうか、自分にとって益になる情報さえ無視してしまう結果になります。
この批評的思考能力は、子供の頃から勉強を通して学ぶことができます。
しかし、学校では「教科」中心の授業になり、「教科」が本当に教えたい、思考法にフォーカスして教えることはありません。
あなたは学校で「このように考えることが『論理的思考』っていうんだよ」とか「こうこうこうだから理科や数学って大事なんだよ」と教えてもらったことがありますか?
もしあるとしたら、あなたは素晴らしい先生に教えてもらったのでしょう。
もしなければ、私がお力になれます!
お子さんに情報を見極める力「批判的思考能力」を身につけてもらうため、当スクールで是非授業を受けてみてください!