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「なぜ算数や英語を勉強するの?」

この質問は生徒さんから結構多くもらう質問です。

今日はこのことをみなさんと一緒に考えてみたいとおもいます。


「なぜ『具体的な教科』をそれぞれ学ぶべきなのか」と言うのを考えていく前に、まず「なぜ勉強するのか?」を考えてみたいと思います。


私の個人的な考えでは、勉強は大工さんの道具箱にある道具のようなものだと思っています。

大工さんはその道具箱に沢山のツールを持っており、それによって様々な複雑なものを作ることができます。

あなたは

「今のうちにしっかり勉強しておくと、将来選べる職業の選択肢が広がるよ」

と説得されたことがありますか?あるいはこれを読んでおられる親御さんは勉強しないお子さんにこのような説得をしたことがありますか?


これは本当でしょうか?

 

大工さんは道具を仕入れるときに必ず何をどのように加工し、どのように完成させるのかの目的をしっかり思い描きます。何の目的もなく金づちを購入する人はいません。

私は、先程の説得がこの「何の目的もなく道具をただただ道具箱に入れていく」人のように感じます。


まず、本質的に学ぶことは「楽しい」ことです。楽しいから新しいことをどんどん学ぶのです。感動があるから世の中の仕組みを知り、今まで当たり前だと思っていたことの成り立ちを知り、見方を広げていくのです。


しかし、そうやって始まったはずの勉強は小学校、中学校、高校というシステムの中でどんどん色あせていきます。学ぶ感動は失われ、「もっと知りたい」とさえ思わなくなっていきます。でも「今のうちに勉強しておくと、将来学べる職業の選択肢が広がるよ!」と言われ使い方も知らない道具をただただ道具箱に詰め込んでいく日々…。


あなたが「自分自身が持つ基準で自ら学ぶことを選択していない」からこそ、どんどん周りに「強制」されているように感じていきます。「義務教育」という言葉も間違って使われ、"want" が "must"になっていきます。


そして大学…就職活動の時期になってはじめて「選べる(といわれていた)職業」の数がとてつもなく限られていることを思い知らされます。周りから「勉強をすることが正しい」と刷り込まれ、必死に勉強してきた結果…あなたは選べる選択肢が少ない中、何を選んでいいかわからない状態に気づきます。持っている道具をどう使うのか、何のために使うのかを考えてこなかったが故の悲しい結末です。

 

結論:選択肢がいくらあっても、「何を選ぶのか」「なぜ選ぶのか」という基準がないなら、その選択肢は「あってないようなもの」です。


当スクールで「コーチング」に力を入れているのはそういう理由です。まず生徒さんの価値観、世界観をはっきりしていき、そこからどのような「道具」つまり「勉強・教科」を手に入れていくかを一緒に考えます。


今まで多くの生徒さんをコーチングしてきましたが、生徒さんが目を輝かせて「将来の夢」を語りはじめ、辛い勉強もその「意義」を感じて真剣に取り組み始めるのを見るのは何よりも嬉しいものです。


是非一度話してみませんか?あなたと出会えるのを心から楽しみにしています。

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